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食べ物と日常とたまにお絵かき.※ネタばれ、下ネタ自重しません
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昨晩の夢

昨晩の夢

昨晩の夢が衝撃的で、起きてすぐにメモした。
グロテスクな表現があるので注意。


長い夢の中の映画の一部を見ているようだった。コマ撮りしたものが頭に鮮明な色を持って流れてきた。

煙草の煙でもやのかかった白い部屋、欧州の調度品、窓辺から差し込む真昼の太陽。マッチ棒が乗りそうなほどの金色のまつ毛を持った12、3歳ほどの少年二人(外見的特徴は全く当てはまらないのだけど、なぜか私はユダヤ人だと認識した)。一人は卑下た笑みを浮かべて黒髪で少女のように華奢な日本人の少年をベッドの隅で押さえつけ、果物ナイフで指の第一関節から上を切り落としている。もう一人の少年(おそらくナイフを持った少年の兄貴分)は、ハンチング帽を深くかぶっていて、それをベッドの真ん中で寛ぎながら、葉巻をふかして眺めている。白いベッドシーツには赤い染みがどんどん広がる。
そこで場面がチリっとした音とともに変わり、背後から体格のいい身体に獣ののように犯される黒髪の少年と、それを相変わらず眺める兄貴分の少年。組み敷かれた少年の顔は屈辱と憎悪に歪み、いつか殺してやる、と呪いの言葉を吐いていた。

そこでまた場面は変わるが、場所や気だるげな真昼の雰囲気は変わらず、時だけが経っていた。くすんだブロンドを短く刈りあげた青年(兄貴分だと思われる方)が、上体をベッドに乗せて、かつて日本人の少年を嬲り、血を吸わせたシーツを汗のにじんだ表情で舐めていた。鍛え上げた筋肉に白いTシャツ、頭から腕へ視点がおりてくる。二の腕には爛れたような傷、肘から下は骨が見えて、腕の途中から下はない。それを冷淡に笑いながら見つめる黒髪の青年。成長した二人の関係は逆転していた。


そこで夢は終わり。

なぜこんな夢を見たのかわからないけど、起きた瞬間狂ってると衝撃を受けた半面、背徳的で美しいとも思った。何より登場人物がみんな美形。文字にするにも絵にするにも力量が足りないけど、いつか絵にできたらなと思う。
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